ASEAN外相会議に合わせフィリピンで開催された授乳イベント

フィリピンマニラで授乳イベント!2000組以上の親子が参加?

 

世界には授乳や母乳育児のイベントがあるって知っていますか?
フィリピンでは2013年からママの母乳を増やし母乳育児を促進することを目的にみんなで一斉に授乳するというイベントが開催されています。

 

 

 

2013年には参加者も100名ほどだったのが、4年後の2017年8月5日開催の会には2000組以上の親子が参加する大規模なイベントへと成長しています。
さらに毎年8月1日〜7日の一週間は世界母乳育児週間とされ、様々なイベントが世界各地で開催されています。

 

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フィリピンのマニラで開催されている東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議に合わせ、フィリピン人の母親数千人が一斉に子どもに授乳するイベントが5日、同市内で開かれた。
母乳育児の促進を目指すこの行事には、2000人組余りの母子が参加した。主催団体によると、国内の授乳イベントとしては最大規模になった。
同団体の責任者によれば、2013年の初大会に集まった母親は100人余りだったが、参加者はその後年々増えている。
4日から5日にかけてはマニラだけでなく、世界各地で授乳イベントが開催された。
ユニセフ(国連児童基金)によると、フィリピンでは生後半年まで母乳だけで育てられる乳児の割合が2008年の時点で34%。これが最新のデータとされる。
ユニセフが15年に出した報告書によれば、母乳育児には生後すぐから2歳以上までの赤ちゃんが死亡したり病気にかかったりするリスクを下げる効果がある。世界保健機関(WHO)は、2025年までに完全母乳で育つ赤ちゃんを50%以上に増やすよう世界に呼び掛けている。
出典:https://www.cnn.co.jp/world/35105360.htm

 

 

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母乳を増やし母乳育児率を上げることで死亡リスクを低下できる!

 

 

先ほどのCNNのニュースを見てもわかるように母乳育児は世界規模で推進されています。
母乳育児の利点は沢山ありますが、一番は母親の免疫を渡せることから赤ちゃんの死亡リスクを下げることです。また産後の回復を早めたり、母性が湧くなどママのメリットも多いです。もちろん赤ちゃんも免疫が上がるだけでなく、母親と肌と肌を合わせたコミュニケーションが出来ることで情緒も安定します。
(関連記事:【母乳育児のメリット徹底解説】そもそも何がミルクより良いの?

 

 

このように母乳育児の利点は非常に多いのですが、生後半年まで母乳のみで育児される乳児の割合はまだまだ34%ほどだそうです。世界保健機関WHOはこの割合を2025年までに50%に増やすことを目標にしています。

 

日本でも母乳育児は推奨される傾向にありますが、この割合を増やすためにはまだまだ改善していく必要があると感じます。例えば、母乳は出産したら誰でもすぐに分泌されると思っている女性は非常に多いです。
でも実際は、産後母乳育児が軌道に乗るまでには平均でも48〜72時間ほどかかります

 

また乳首の固さや形状や長さ、また乳管の太さや細さ、そして赤ちゃんの吸いつき方まで個人差が非常に大きいです。母乳が出ないと悩み、すぐにミルク育児に切り替えてしまうママが多いのも現状です。

 

 

 

何とか母乳育児を続けようと頑張るママもいますが、産後情報を集めたり、赤ちゃんを抱えながら行動に移すことは大変です。ではどうすれば良いのか?と考えると、個人的には学校教育の段階でもっと知識をつけておく必要があると感じます。そうすれば出産適齢期や妊娠が発覚した時にスムーズな行動に移せると思うからです。

 

母乳を増やす方法が正しく世界のママ達に広がり、スムーズな母乳育児ができますように。そして赤ちゃんの死亡率が低下し、健康で元気な赤ちゃん・子供が増えることを祈るばかりです(*^^*)


 

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